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『ハプニング』

 『ハプニング』を見てきました。

 確か8年ぐらい前、『シックス・センス』を見てとても衝撃的だった。M・ナイト・シャマラン監督の作品は、恐怖と音のタイミングがとってもいい。映像の使い方も怖いところを見せそうで。。。あぁ。。。見なくてよかったぁ。。。みたいな。

 ひとりで会社帰りに見るにはとっても恐い映画だった。。。weep

 彼ちゃんと行けばよかった。。。

 さて、あらすじ。

 N.Y.セントラルパークで、突然悲鳴が起こる。次々と歩みを止める人たち。そして、自ら死を選び出す。初めはテロリストによる攻撃か?と疑われるが、彼らに自殺する理由がどうしてもつかめない。

 この知らせは、化学教師のエリオットが勤務するフィラデルフィアの高校にも伝わってきた。すでに多数の死者が出ており、死の直前に彼らは、“言葉の錯乱”や“方向感覚の喪失”といった奇妙な兆候が見られたという。エリオットは同僚の教師・ジュリアンのの誘いに乗って、この奇妙な現象から逃れようとするが。。。

 

 冒頭でも話しましたが。。。

 えらい恐いです。

 何が恐いってね、ただ何だかわからないものに感染して自殺するだけなら恐くないんだけど、芝刈り機を使って刈り殺されるようにして自殺したり、もう、その方法が異常なんだよね。。。

 ライオンの餌になりに行くってどんだけだよ。。。と。

 『シックスセンス』を見た時も感じたけど、監督の映像の映し方もまた、「やられた~」という感じがする。

 拳銃の銃口をこめかみに向けて、撃つぞ、撃つぞ…と思わせて。。。フレームアウト。

 バン!

 って。。。

 こういう、見せない見せ方の演出、すっごく恐い。

 ひとりで見に行って、周りは2人以上で見に来ているみたいで、さらに一人ぼっち感もあり、指と指の隙間から映画を覗いてみてると、その状況にいて、映画のなかみたいに追い込まれてる間がさらに増長されるし。。。

 映画館の中であんなに画面を凝視できなかったのは久々だよ。。。

 でもね。

 終わりのさわやかさと、新たな始まりは見ていてとてもすがすがしかった。

 あぁ。。。これでやっと終わった。

 と、ほっとするくらい。

 最後までことの原因の解明には至らないけど、本来の人間の世界なんて、自然の現象なんて、曖昧で、気がついたら終わっているようなことがほとんどなのかもしれない、と思わされます。

 そして。

 どれだけそんなあいまいな中で信じられるものを見つけられるか、結局は、信じるだけの強さが自分になければそんなものは見つからないのかもしれないけど。。。

 やっぱり、この間も書いたけど、自分の弱さとか、醜い部分をどれだけさらせるか、それができることが強さなのかもしれないと思わされました。

 そしてもうひとつ。

 アルマが最後に妊娠をとても喜ぶシーン。

 女性にとっては、妊娠って、世界がぐるりと変わってしまうことなのかもしれない、と思うから。それを心から喜べる時がアルマにとってはあの時だったのかな?と。。。

 劇中で「まだ、今はいい」みたいなことを言っている、というシーンがあるけど、実際、仕事ができなくなったり、今までしていたことができなくなることってたくさんあると思う。そういうのを受け入れられる時が、本当に喜べる時なのかな、と思う。

 そう思える瞬間が、自分にはいつ来るのだろうか?

 意外と、妊娠してみてからじゃないとわからないのかな?

 それとも、何か「ハプニング」が起きて、改めて相手を受け止めた時がその時なのかな?

 う~ん。。。。

 難しい。

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